今年のパライバトル前夜祭のステージ係に選ばれたのはベールだった。ベールが琥珀糖の魔法でステージを全て透き通る美しさのキラキラ輝くカラフルな琥珀糖に変えると観客達から わあぁーっ!! と大きな拍手と歓声が湧き起こった。
そしてベールが魔法をかけ終わりステージを降りたのを合図にトップバッターのパフォーマンスがド派手に始まった。
どのクラスも皆それぞれそのクラスにしか出来ない個性を表現した素敵なパフォーマンスばかりだった。
中にはうさぎの着ぐるみを着て踊ってる強者も居れば、身体の柔らかさを利用して競技用のリボンなんかを使って新体操のようなダンスをしているクラスもあったし、顔にペイントをして人間と言う生き物を超えたアーティスティックな歌やダンスを披露しているクラスもあって、見ているだけでどのクラスとも一緒に踊り出したくなる気分にさせられる。
自分達の番まであと少しだと言うのにレイとマールとカロリーナは一緒になって わあぁ〜! と目をキラキラ輝かせながらステージ脇から皆のパフォーマンスを食い入るように見ていた。
「は〜い、アシェル後ろ向いて!…うん、ほつれなし、破れなし、動きやすさバッチリ!さすが私グッジョブ!大丈夫そうね!」
衣装係担当のエミリーは皆の衣装に問題は無いか最終チェックしていた。
「レイ、マール、カロリーナ!衣装見るからこっち来て!」
エミリーに呼ばれて はいはーい と3人が歩いて行くとレイ達の後に出場するオーブリー達2年2組のクラスのメンバーがちょうどたった今 揃ってレイ達の所にやって来たところだった。



