1年中雪が降っている国、それが冬の国なのに今日だけはルラチルビットクオーツ学園の周りはピンク色の花びらや真っ赤な羽根、オレンジや黄色などの紅葉の葉っぱが今日の日を祝う紙吹雪のように真っ白な雪に混ざって空からひらひら舞い踊っていた。ー今日は12月30日・パライバトル前夜祭だ。
冬の国だけではない、世界中の人々が年に一度のルラチルビットクオーツ学園のパライバトルを楽しみに集まって来ていた。その中にはベールが言っていた通りテレビ局の人達や音楽業界のお偉いさん方なんかもいらっしゃったので、今日パライバトルに出場する生徒達やルラチルビットクオーツ学園の教師達は朝っぱらから少し緊張気味で 特に初めてパライバトルに出場する1年5組のレイ達はもっとカチンコチンに固まったアイスのようにドキドキハラハラしっぱなしで気が気じゃなかった。ちなみにパライバトルに出場するチームは全部で15組だ。
「わわわ私達、ほほほ本当にパライバトルに出場出来るのね!ゆゆゆ夢じゃないのよね!?」
「おおお落ち着けよっエミリー!だだだ大丈夫か!?」
「あんたこそ落ち着きなよ、マール」
過去に一度だけ出場経験のあるスイフォンは他の皆よりはまだ落ち着いていて隣でガタガタブルブルしているマールの背中をバシッと叩いた。
「順番決まったわ!」
披露する順番を決めるくじ引きをしに行ってて今帰って来たレイとディッグが皆のところに走って戻って来た。
「何番だ?」リュカが聞いた。「最後から数えて3番目」ディッグは言って13番と書かれたビスケットを皆に見せた。



