魔法学校☆アルミラージ

「私は努力してる」

「えぇ知ってるわ」

「誰よりも努力してる」

「えぇ、そうね。貴方が小さい頃から誰よりも歌やダンスを頑張っていた事、ずっと見て来たから誰よりもお婆ちゃんは知ってるわよ、大丈夫」

ルイーズはぐしゃっと顔を歪めた。

「私はまだ完璧じゃないっ…このままじゃレイ達に負けてしまうわっ!」

「…!…ルイーズ?」エレノアは驚いて顔を上げた。

今まで弱音を吐いた事がないルイーズが自分の口から誰かに負けるなんて言葉を言うなんて思ってもいなかったからだ。

「私にはまだ足りないものがある、だけどレイやリュカはそれを持ってる……!私には分かるのよっ!でもそれが何か分からない…!」

「……ルイーズ…」

エレノアは立ち上がるとルイーズを優しく抱きしめた。

「負けたくない負けたくない負けたくないっ!私はあの子達なんかに負けるわけにはいかないのよっ!!勝ち続けなくちゃならないのよっ!!」

ううっ とルイーズは両手で顔を覆ってしまった。

エレノアはただ黙って抱きしめてやる事しか出来なかった。…