薄暗い静かな廊下にコツコツコツコツと誰かが急いで歩いている音が響いていた。
その足音はひとつの木の扉の前で止まるとノックもしないで部屋に入るなり「ミントグリーンベリル!ミントグリーンベリル!」とだいぶ切羽詰まってる様子で大声で声をかけた。
「ミントグリーンベリル!」もう一度呼ぶと部屋の本棚からガタガタッとたくさんの本が落ちてきて「痛てててて!」と叫んだ。
もちろん本がそう言ったのではない突然怒鳴るような声で名前を呼ばれたミントグリーンベリルが言ったのだ。
「あらそこに居たのね、ミントグリーンベリル」
「夜中にそんなに叫ばれちゃびっくりするじゃないか。僕に何の用だい、スフェーン?」
立ち上がりながら頭や服についた埃を手で払いながらミントグリーンベリルが聞き返すと「緊急事態よ」とスフェーンは言った。
「緊急事態だって!?うちの学園で何かあったのかい!?あっ、まさか森の奥で冬眠中の大蛇が目を覚まして暴れ出したの!?それともフレディの部屋を掃除しちゃったのかい!?彼は部屋がぐちゃぐちゃになってるのが好きだから片付けたりしちゃダメだってあれだけ皆言ってたじゃないか!?あっ、それとも…」
「落ち着いて、ミントグリーンベリル。私が今から貴方に伝える緊急事態はそんな程度の話しじゃないわ」
「じゃあ何だって言うんだい?」ミントグリーンベリルは不安そうに じっ とスフェーンの顔を見つめた。
その足音はひとつの木の扉の前で止まるとノックもしないで部屋に入るなり「ミントグリーンベリル!ミントグリーンベリル!」とだいぶ切羽詰まってる様子で大声で声をかけた。
「ミントグリーンベリル!」もう一度呼ぶと部屋の本棚からガタガタッとたくさんの本が落ちてきて「痛てててて!」と叫んだ。
もちろん本がそう言ったのではない突然怒鳴るような声で名前を呼ばれたミントグリーンベリルが言ったのだ。
「あらそこに居たのね、ミントグリーンベリル」
「夜中にそんなに叫ばれちゃびっくりするじゃないか。僕に何の用だい、スフェーン?」
立ち上がりながら頭や服についた埃を手で払いながらミントグリーンベリルが聞き返すと「緊急事態よ」とスフェーンは言った。
「緊急事態だって!?うちの学園で何かあったのかい!?あっ、まさか森の奥で冬眠中の大蛇が目を覚まして暴れ出したの!?それともフレディの部屋を掃除しちゃったのかい!?彼は部屋がぐちゃぐちゃになってるのが好きだから片付けたりしちゃダメだってあれだけ皆言ってたじゃないか!?あっ、それとも…」
「落ち着いて、ミントグリーンベリル。私が今から貴方に伝える緊急事態はそんな程度の話しじゃないわ」
「じゃあ何だって言うんだい?」ミントグリーンベリルは不安そうに じっ とスフェーンの顔を見つめた。



