「あっ!ベールさんと、マチルダピーチさんだ!踊るのかしら?」
「ふむ、あの2人が一緒にダンスするところなんてなかなか見れるものじゃないから勉強のためにもしっかり見ておかなきゃならないね」
レイとルイスも一旦足を止めると、他の生徒達と同じように静かにベール達の方を見た。
「私の足、引っ張らないでちょうだいね」
「それはこちらの台詞でもあるね」
2人が向き合ってニヤッと笑った瞬間、タターンッ!と激しい音楽がダンスホールに流れ出した。
ベールとマチルダピーチのダンスは指先から足先、細かいステップから激しいステップどれも丁寧で、おまけに2人の動きはぴったり合っていた。
笑顔で楽しそうに踊る2人のパフォーマンスは皆を惹きつける明るく楽しいものだった。
レイ達を始め、生徒達皆が自然と笑顔になって相槌をうつように音楽に合わせて手を叩いていた。
「…凄い、凄い凄い凄いっ!ベールさん達のダンス素敵すぎる!ずっと見てたくなる!」
思わずレイが笑顔でそう言うと、いつの間にかレイ達のところへリュカ達1年5組の生徒達が集まってきていた。



