「じゃあもし、レイがルイスと付き合う事になったらリュカは寂しくないんだ?」
「全然」
「ふ〜ん?…」
エミリーはもぐもぐチョコを食べながら、楽しそうに踊っているレイ達をちらっと見た。
「…リュカ、分からないよ?」
「何が?」
「今は親友で相棒でも、リュカは男の子でレイは女の子なんだよ?ずっと一緒にいたら、いつかはお互いを異性として意識し…」
「ないよ。それは絶対ない」
「でも…」
「恋愛には絶対ならない。…けど、もしいつかどこかでレイがどうしようもなく寂しくて悲しくて仕方ないって泣き出したら、その時は誰よりも一番最初にレイを抱きしめてやれる相手でありたいとは思ってる」
「…リュカ……」
笑ったリュカを見てエミリーはやれやれと小さくため息つくと笑みを返した。
「リュカってかっこいいわね」
「え?なんだよ急に?」
「さぁ、なんでしょう?」
「はぁ?おい、待てよ、エミリー!どう言う意味だよ?」
笑いながら歩いて行ってしまうエミリーをリュカは慌てて追いかけてった。



