魔法学校☆アルミラージ


 「お爺ちゃん早くー!」広場のもみの木の方で楽しい事が始まったらしいと耳にしたアシェルが祖父のホーリーを引っ張ってそこに向かうと 想像していた以上に観客がたくさん居たのでアシェルは「わーお!」と目を丸くした。

「何だか音楽が聞こえてくるが…何か出し物でもしとるのかね?」

「分からない…でも何か見てる人達 皆楽しそう……何が始まってるんだろう?」

こうなると気になってきて仕方がなくなってくる。身体が小さくて前の方が全く見えないアシェルはどうしても見たくなってぴょんぴょん跳ねていると「ほらよ」と誰かがアシェルを肩車してくれた。

広場のお祭りに来ていたマールだった。隣にはディッグとエミリー、それと今年一緒にパライバトルに出てくれる事になったルイスとその肩にはカロリーナが座っていた。

「これで見えるだろ?」とマールが聞いた。

「皆来てたんだ?…うんっ、ありがとう!これで見え…」

そこまで言って何に人が集まっているのかようやく気付いたアシェルは え〜っ!? と驚いて目を丸くした。

しかしそれは今ちょうど見に来たマール達も同じで レイとリュカの姿を見つけて 今更になって 嘘でしょ!? とびっくりした。

アシェルから名前は聞いて知ってはいたが顔は知らないホーリーは あんぐり口を開けて驚いたまま固まって動かなくなってしまった全員を見て「何じゃ、あの2人とお前達知り合いなのかね?」と目をぱちぱちさせた。