魔法学校☆アルミラージ

「……パパやママが私に教えてくれたように私もパパやママみたいに誰かを笑顔に出来る人になりたいと思ったから…パパやママ以外にもたった1人だけで良いから誰かを笑顔にさせられる人になりたいと思ったから…だから私、歌やダンスをやりたいの。だから私 歌やダンスが大好きなの…。
本当は勝ち負けなんてどうでも良い、誰かを追い抜くとかそんなのどうでも良いんだよっ…私は私の歌とダンスで世界に笑顔の花を咲かせたい……!」

レイは わあぁ〜っ と思いきり泣き出した。

「それが聞きたかったんだよ、レイ」

ベールは微笑むと泣きじゃくるレイを優しく抱きしめた。

「…あっ、やっと見つけた!2人ここに居たんだ……って、何か俺邪魔だった?」

玄関に適当に貼られてあった“広場に居ます”の紙を持って走って探しに来たリュカは2人が今どんな状況なのか分からず戸惑っていた。

「リュカ君もこっちにおいで」

「おいでって…ちょっと!」ベールに無理矢理引っ張られてリュカも2人の間で抱き締めらる事になってしまったので いよいよリュカはワケが分からなくなった。

レイは顔を上げると涙を両手で拭ってズズーッと鼻を啜った。

「なんか泣いたら歌って踊りたくなってきた!」

「何言ってんの…?」まだ状況を説明されてないリュカはじとっとレイを見た。