魔法学校☆アルミラージ

実の母親だって金のためだか生活のためだか分からないが、虐められいる自分をいつも見て見ぬフリをして助けてなんてくれなかった。

生きているのが嫌になって毎日死にたくて仕方なかった。

『お前さえ居なけりゃ良いんだっ!!』

そんなの義理父《この男》に言われなくたって1番自分が分かっている。こんな世界《とこ》でいくら探したって自分の居られる場所なんて何処にもないんだって。

だけど だけど たった1つ。

とてもとても小さな命がリュカに 何処にも行かないで、側に居て と小さな両手を一生懸命伸ばしてきた。

『……まつぼっくりの…クリスマスツリー…これ、どうしたんだ?』

『幼稚園で作った』

『ノア、お前が作ったのか?』

『うんっ!』

弟のノアは笑顔で頷き返した。

『先生が大切な人にあげましょうって言ってたから にぃに にあげるっ!』

『……大切な…人?…お前のママとかパパにあげなくて良いのか?』

『うんっ!だってノア、世界で1番 にぃに が大好きなんだっ!』

『……!!』

『ずっと一緒に居ようね!にぃに大好きっ!』

ノアは傷だらけのリュカを笑顔でぎゅっと抱きしめた。