最強女子にも帰る場所がある~Choice your back home~

 その週のブルース西成☆のドラマの第二話を見た。


『っ、あれは…。美しい。まさに彼女こそ俺が探し求めていた運命の人だ!』


 第二話はブルース大西☆が再び恋に堕ちたというもの。

 前回とは違う女の子が相手だった。


『やめとけ、大西。どうせ振られるぞ。』

『そうだぞ。今年の通算九十九回目じゃん。』

『いや、分かんないかもしれないだろ!』


 女の人の元に行くブルース大西☆。

 私は疑問に思った。

 どうして、ついこの間まで好きだった人が運命の人とか言っていたのに、次は違う人が運命の人だと言う。

 こんな短期間で人の心は変わってしまうのだろうか?


『なぁ、なかなか大西のやつ帰って来なくないか?』

『今回は珍しく粘っているな。』

『頼む!デート…いや、一緒に出掛けてくれるだけでいいから!』

『……一緒に出掛けるぐらいなら…。』


 ブルース大西☆の熱量に負けた女の人は渋々頷く。


『よっしゃー!』

『次回!第三話、どうなる大西の恋の行方!』


 テレビを消して、ソファーに深く座る。


「……やっぱり分からない。」


 膝を抱えて静かな部屋に一人で蹲る。