今まで雄平の勤務する副社長室に続く専属秘書室で業務を行っていた塔子だったが、同じフロア内にある秘書室での勤務を命じられた。
秘書室での業務は事務的な書類作成等のサポート業務が多く、黙々と作業を行うことが得意な塔子にとっては働きやすい環境ではある。しかし…
「一体どういうことだ」
業務が始まって早々、普段秘書室に現れることのない雄平がやってきた。
「副社長、いかがなさいました?」
明らかに苛立っている様子の雄平に対し、秘書課長が静かに立ち上がる。
「田所くんの業務変更なんて聞いていないぞ」
「今の状況を踏まえて1番良い選択と考えました。副社長業務については私の方でつきますので」
「そんなことを許可したつもりはない」
不満そうに課長を見る雄平。
しかし、課長はひるむことなくその視線を受け止める。
「田所君はうちの社員です。これは会社としての人事ですので、ご理解ください」
しばらくの間二人のは睨み合っていたが、今の状況を考えれば秘書課長の言うことが正論で、結局雄平が折れるしかなかった。
「とりあえず今日のところは言うことを聞く。しかし、これは臨時的な対応だ。田所君は、僕の専属秘書だからな」
「承知しております」
2人の間では相変わらず火花が散っていた。
秘書室での業務は事務的な書類作成等のサポート業務が多く、黙々と作業を行うことが得意な塔子にとっては働きやすい環境ではある。しかし…
「一体どういうことだ」
業務が始まって早々、普段秘書室に現れることのない雄平がやってきた。
「副社長、いかがなさいました?」
明らかに苛立っている様子の雄平に対し、秘書課長が静かに立ち上がる。
「田所くんの業務変更なんて聞いていないぞ」
「今の状況を踏まえて1番良い選択と考えました。副社長業務については私の方でつきますので」
「そんなことを許可したつもりはない」
不満そうに課長を見る雄平。
しかし、課長はひるむことなくその視線を受け止める。
「田所君はうちの社員です。これは会社としての人事ですので、ご理解ください」
しばらくの間二人のは睨み合っていたが、今の状況を考えれば秘書課長の言うことが正論で、結局雄平が折れるしかなかった。
「とりあえず今日のところは言うことを聞く。しかし、これは臨時的な対応だ。田所君は、僕の専属秘書だからな」
「承知しております」
2人の間では相変わらず火花が散っていた。



