「犯人は、1階のコンビニでアルバイトをしていた大学生らしい」
「1階のコンビニって、うちの会社の?」
「ああ」
タカミヤホールディングスの本社ビル1階には、数件のカフェやコンビニが入っている。
社員の多くは日常的に利用しているし、当然塔子もよく使っていた。
確かに、やたらと声をかけてくれる明るくて元気なバイトの男の子がいて、何度か言葉を交わした記憶もある。
しかし…
「でも、なぜ私を?」
塔子はストーカーに遭う覚えもないし、自分が一目惚れされるような人間だとも思っていない。
「何度か買い物に来て顔を覚えていた塔子とたまたま最寄り駅が同じで、バイト帰りの塔子に出くわしたことがあったらしい」
「それにしたって…」
街で偶然再会することだって珍しいことではないし、そのたびに付きまとわれたのではたまったものではない。
「大企業のOLが夜に別の顔を持っていると知って興味を持ち、跡をつけたんだろう。自分が誰かの秘密を知っているという思いが、犯人の行動をエスカレートさせて、塔子に近づきたいと思うようになったんだ」
「そんな…」
話を聞いているうちに、塔子の顔色が変わる。
やはり自分はいつも誰かに見られていたのかと思うと、塔子は鳥肌が立った。
「1階のコンビニって、うちの会社の?」
「ああ」
タカミヤホールディングスの本社ビル1階には、数件のカフェやコンビニが入っている。
社員の多くは日常的に利用しているし、当然塔子もよく使っていた。
確かに、やたらと声をかけてくれる明るくて元気なバイトの男の子がいて、何度か言葉を交わした記憶もある。
しかし…
「でも、なぜ私を?」
塔子はストーカーに遭う覚えもないし、自分が一目惚れされるような人間だとも思っていない。
「何度か買い物に来て顔を覚えていた塔子とたまたま最寄り駅が同じで、バイト帰りの塔子に出くわしたことがあったらしい」
「それにしたって…」
街で偶然再会することだって珍しいことではないし、そのたびに付きまとわれたのではたまったものではない。
「大企業のOLが夜に別の顔を持っていると知って興味を持ち、跡をつけたんだろう。自分が誰かの秘密を知っているという思いが、犯人の行動をエスカレートさせて、塔子に近づきたいと思うようになったんだ」
「そんな…」
話を聞いているうちに、塔子の顔色が変わる。
やはり自分はいつも誰かに見られていたのかと思うと、塔子は鳥肌が立った。



