「今日の午後、田所さんに何か予定が入っていますか?」
黙ってしまった塔子に、辻本が再び尋ねる。
「仕事はいくつか抱えていますが、急ぐものではありませんし、会議やミーティングへの出席予定もありません」
「そうですか。では、できるだけ自席にいるようにしてください」
「えっと、それは……」
何かあるのですかと聞こうとして、塔子の言葉が止まった。
そういえば、今日の重役会議で雄平が手掛ける新規プロジェクトが議題に上がると聞いていた。
もしかしたらその関連で、情報漏洩の件が問題になるのかもしれない。
だとすると、塔子にとってはいい状況とは言えない。
「とにかく、すぐに連絡が取れるようにしておいてください」
「……はい。わかりました」
返事はしたものの、塔子は不安でいっぱいだった。
黙ってしまった塔子に、辻本が再び尋ねる。
「仕事はいくつか抱えていますが、急ぐものではありませんし、会議やミーティングへの出席予定もありません」
「そうですか。では、できるだけ自席にいるようにしてください」
「えっと、それは……」
何かあるのですかと聞こうとして、塔子の言葉が止まった。
そういえば、今日の重役会議で雄平が手掛ける新規プロジェクトが議題に上がると聞いていた。
もしかしたらその関連で、情報漏洩の件が問題になるのかもしれない。
だとすると、塔子にとってはいい状況とは言えない。
「とにかく、すぐに連絡が取れるようにしておいてください」
「……はい。わかりました」
返事はしたものの、塔子は不安でいっぱいだった。



