しばらくして、塔子は雄平と並んでソファーに座った。
突然のことに戸惑う塔子に雄平がそっと自らの手を重ねる。
その温もりは、あの日、台風の中で握りしめた男性のものと同じだった。
「全然、気がつきませんでした」
そもそも、大学の入学式で初めて雄平を見かけて以来、塔子は雄平に憧れていた。
いつも仲間に囲まれている雄平の姿は、自分とは正反対の存在に見え、気がつけば雄平を目で追っていた。
出会いのタイミングで言うなら、塔子の片思いの方が先のはずだ。
もちろん、塔子にとってはただのあこがれで、片思いの相手。
まさかそんな意外な接点があり、雄平の方も塔子の存在を知っていてくれたなんて思いもしなかった。
突然のことに戸惑う塔子に雄平がそっと自らの手を重ねる。
その温もりは、あの日、台風の中で握りしめた男性のものと同じだった。
「全然、気がつきませんでした」
そもそも、大学の入学式で初めて雄平を見かけて以来、塔子は雄平に憧れていた。
いつも仲間に囲まれている雄平の姿は、自分とは正反対の存在に見え、気がつけば雄平を目で追っていた。
出会いのタイミングで言うなら、塔子の片思いの方が先のはずだ。
もちろん、塔子にとってはただのあこがれで、片思いの相手。
まさかそんな意外な接点があり、雄平の方も塔子の存在を知っていてくれたなんて思いもしなかった。



