シークレットボーイズ

「はいはい、ほらそこ、毎回仕事終わるたびにいちいち喧嘩しない!さっさと戻って今度はダンス練習だよ!」

「…一週間経つのって早いな」

「ねぇ〜、いっつも思ってたんだけど、仕事のストレス解消のために始めたウーチューブライブさぁ、良い加減やめない?疲れんだけど!マジ毎回筋肉痛!」

「憂さ晴らしで何となくやってみたらバズって人気者になってしまったんですから今更やめられないでしょ?」

「僕たちの唯一の悩みだよね。やめ時が分からなくなった」

「…解散したって事にしたら良いんじゃないか?」

「ぅえっ、いきなり!?ファンの皆になんて言って解散すんのさ!?俺たち今まで一言も喋った事もないのにっ!!」

「…私事情でって」

「…ヒツギくんって、たまにいきなり物凄い事言い出しますよね。おもいきりが良いと言うかなんというか…」

「ま、まぁ…とりあえず、さすがにいきなり解散はまずいから来週の分だけ練習して、それからウーチューブいつ辞めるか考えて…」

「…俺たちってさ、本業殺し屋のくせに、身分隠して学生して、覆面してウーチューブアイドルまでやっててさ…4人揃ってきっとアホだよね…つか、どうしょうもない馬鹿だよね?」

う"…。4人の頭上にピシャーンッと雷が落ちた。