シークレットボーイズ


「もうワンセット買っておきましょうか」

「戸神くんも使うの?」

「いえ、貴方のです」

「えっ?私のはさっき買ったので大丈夫だよ?」

それに1個ボトル買っておけば空になったら詰め替え用のやつ買って入れ直せば良いだけだし。

そんな事思ってる間に戸神くんはそれと同じリンスも手に取っていた。

「戸神くん話し聞いてた?」

「えぇ、しっかりと」

「なら…」買わなくても…

「僕の家に置いておこうと思いまして。泊まりに来られた時に男性用のシャンプーを使うのは嫌でしょう?」

泊まり…って…。

「ボディーソープも買っておきましょうか。いつも何をお使いに?」

「あ、ピオレの…普通の青いやつ…です…」

「あぁ、これか…」

しゃがんでボディーソープを取ってる戸神くんの後ろでさっきのお泊まりの話しを思い出してドキドキしてると「買ってきます」と言って戸神くんはレジの方にスタスタ歩いてってしまった。