シークレットボーイズ

「あっちゃ〜…あの白井《謝り眼鏡》、また怒鳴られてやんの。男なんだから言い返しゃ良いのに。マジ弱虫なんだから」

「って言うか…今ぶつかったのって白井君じゃなくて橋川《はしかわ》君達の方だよね?」

「…すぐ謝って馬鹿か、白井《あいつ》?情けな…」

2人の隣で葉月は呆れてため息ついた。

「つか白井っていっつも1人だよね、友達居んのかな?」

「い、一応居るんじゃないかなぁ?ほら、隣のクラスとか?」

「え〜、桃っちマジで言ってる?うち、絶対居ないと思うわ〜」

「り、莉奈ちゃん、あんまり大声で言うと聞こえちゃうよっ…?」

「大丈夫、大丈夫!聞こえないって!つか、聞こえてたとして、白井《謝り眼鏡》に言い返す度胸無いっしょ」

「それな」

「もうっ、葉月ちゃんまで!2人とも白井君の事あんまり言うのやめなよ〜」

「桃、やけに白井の事庇うじゃん。好きなの?」

「ちっ、違うよ!そんなんじゃ…」

「桃っち、ああいう地味なのタイプなんだぁ〜♪ウケる〜!」