シークレットボーイズ

はぁ…と深いため息がこぼれる。

なんだって俺のとこに来るんだか…。

「どうします、坊ちゃま?そのうち『付き合って下さい』って言われたら?」

「やめろ」

「良いじゃないですか、たまには女性とお付き合いしても。良い経験になりますよ、きっと」

「冗談でしょ?なんで俺がガキンチョとラブラブしなきゃなんないの?絶対有り得ないから」

俺もう17歳だぞ?最近ちょっと成長したばっかのような子供と付き合って何得すんだっての。

あんな事もこんな事も出来ないとか考えちまってる俺は最低かもしれないけど、万が一付き合ったとして何かしちまってそれがあの子の気に障って親にでも泣きながら告げ口でもされたら次の日の朝には俺は“高校生が中学生少女にわいせつ容疑で警察に逮捕”とかってテレビニュースのトップになって…

「…ってな事になっかもしんないだろうが!」

「はい?」

「とにかく俺は告られても付き合う気はないの!分かった!?」

「あ、はい…。歳なんて別に気にする事ないと思いますけどね…。私なんて坊ちゃまと同じくらいの時20歳も離れてる男性と付き合ってましたけど、楽しかったですよ?」

「良い加減黙らないとマジでクビにするから」