シークレットボーイズ


「えっへへ〜、待ち受けにしちゃお〜っと!」

自由人…。こっちの言い分なんてお構いなし…。

「あっ、ヤバいです!白井先輩待ち受けにしたら何かもうこれから良い事しか待ってない気がしてきました!白井先輩パワー最強です!」

意味分からない…。

だんだんどうでも良くなってきてため息つくと牧野さんは僕を見上げてにっこり笑った。

「白井先輩、明日も一緒にお昼食べましょうね!あっ、そうだ!私お弁当作って来てあげますよ!白井先輩は卵焼きは甘い派ですか?だし巻き派ですか?ってかこの際オムライス作ってきちゃいましょうか?ケチャップライスの上にそぼろ卵乗っけて…」

「遠慮します。弁当も要りません」

「ええっ、何でですか!?私こう見えて料理上手なんですよ!?」

「あー…煩い……」

本当に何なんだかこのお嬢ちゃん…。

ぶーすか何か隣で言ってる牧野さんを無視して桜を見てると黄色と白のモンシロチョウが2匹仲良く飛んできた。

いつか誰かが言い伝えだか何だかでモンシロチョウを見ると良い事がやってくるらしいとか何とかって言ってたけどありゃ絶対嘘だな。だって…

「白井先輩だ〜い好きっ!」

おかしな女の子にまとわりつかれるようになってしまったから…。

にこにこしながら僕に抱きついてくる牧野さんに嫌気を感じながらまた深いため息がこぼれた。

…この子、「絶対変だわ…」

『何が変だって?』

ロウがメールで聞き返してきた。

僕とした事がついうっかり口に出した事をそのままメールでロウに送ってしまっていた。

『何でもない』と、僕は静かに返信した。…











おわり