シークレットボーイズ


「ねぇ…駄目?」

上手な上目遣い。だが全くさっぱりドキッとしない。むしろ攻めてこられるたびにどんどん気持ちが冷静になってくんですが…。

「…あれっ?効果無し?ドキッとしません?」

「しない」

「おっかしいなぁ…雑誌に上手な攻め方として載ってたからめっちゃ練習したのに…何で白井先輩に効かないんだろう?」

そんなの載ってるの?女性雑誌怖…。

「じゃあコレはどうです?悩殺セクシーポーズ!」

「頭痒いんですか?」

「う"っ!違います!頭に右手を回して左手は腰に当てて上半身を前に突き出す事で胸を強調してるんです!つまり胸を使って悩殺してんです!」

「キミさっきから何がしたいんだ?」

「白井先輩にメロメロになってもらおうとしてんです!」

メロメロって…。やっぱ女子が考えてる事がさっぱり分からない。

つうかだんだん怖くなってきた…。

つうかそろそろ昼休憩終わるな…クラス戻る前にスマホの電話で今晩の仕事の話しをロウとしたいんだけど、牧野さん居るから出来ない…。

「…悪いんだけどちょっと電話したいからそろそろ他所に行ってくれませんか?」

「まさか彼女ですか!?」

「違います」

「ほっ」

なんなんだ、こいつは…。