『白井先輩!おはようございま〜す!』
『白井先輩!ココア淹れました〜!』
『白井先輩!一緒にお昼食べましょ〜!』
『白井先輩!一緒に帰りましょ〜!』
…じゃないな。こいつがもし同じ部に居たら……
『白井先輩!カメラ壊れちゃいました〜!』
『白井先輩!フィルムが破けました〜!』
『あ〜ん白井先輩〜!写真現像しようとしたらパソコンに何か変なウイルスみたいなの出て来ちゃった〜!』
『がびーんっ!!白井先輩!パソコンの中身間違って全部消しちゃいました〜!』
…になるな。同じ部なんて絶対嫌だ。あの部員達の事だから面倒がって牧野の事、全部僕に任せてくるに違いない。
ただでさえ殺し屋の仕事とウーチューブのダンス練習でクソ忙しいのに牧野に構ってる時間なんてない。
「キミ一年生で転校してきてテニス部だって入部したばっかりなんだからテニス部で頑張りなさい」
「え〜、でも〜…」
「でもじゃない」
「じゃあとりあえず白井先輩のお茶一口下さい」
何がとりあえず何だかさっぱり分からない。じゃあとりあえずお茶って何だ?マジで女子が分からない。分かりたいとも思わないけど。



