「おいっ!」
こんなとこ他の人にでも見られたら何て噂されるか分かったもんじゃない!
ヒヤッとして慌ててバッと腕を振り払うと牧野さんはむっと頬を膨らませた。
「つまんないです!」
「つまらなくて結構です」
「あ〜んっ白井先輩ともっといちゃいちゃしたい〜!!」
なんって積極的な女子なんだ!?
こんな奴今まで会った事ないっ!!困る!!ジュジュ、ロウ、ええいっこの際センでも良い!!誰か助けてくれっ!!
「つ、付き合ってもないのに何アホ言ってんだ!?大体キミ学校に何しに来てるんだ!?学校は恋人作るとこじゃないんだぞ!?」
気付いたら頑固ジジィみたいな事言ってしまっていた。さすがに引いたろ?これで居なくなってくれるはず…。
「あっ、そう言う言い方嫌いじゃないです!昭和っぽくて!なんかぁ…レトロ感?的な?可愛いっ!」
嘘だろっ…。
「それに、敬語じゃない白井先輩、新鮮で素敵です!」
はぁ?
「あっ、いっそのこと私も写真部に転部しよっかな?そしたら白井先輩と毎日一緒に居られますもんね!」
はぁ?
「四六時中一緒に居るって良い事しかない、これ最高の考え!」
勘弁してくれっ!!絶対嫌だ!!ノーサンキュー!!



