まるで夢を見てたみたいだ。 翌日の朝、遅刻寸前の時間に目を覚ました姫奈は昨日自分の身に起きた出来事が信じられないでいた。 「姫奈どうした? なんだか今日はぼーっとしてるぞ」 エリクにそう声をかけられたのは数学の勉強時間中のことだった。