君と一緒に明日へ行く


「じゃああとはなるべく女子だな。やりたい人いるか?」

「「「「「はい!!」」」」」

私以外の女の子全員手を挙げてる・・・。優斗さすがすぎる。

「あれ?あゆはやらないの?俺はあゆがと一緒にやれたらうれしいんだけど。」

その瞬間私の顔が自分でもわかるくらい赤くなり、慌てて顔を伏せた。

まってまって。優斗ってこんな甘いこと言う人だたっけ?そう言ってくれるのはうれしいけど、この人数じゃやりたくてもできないよ。

「人数が多いな。よし、くじにしよう。一人ずつ引きに来てくれ。」

「るちなちゃん。頑張ってね。」

るちなちゃんは手を振ってくじを引きに行った。

すこしするとあちこちでくじが外れて悔しがる声が聞こえた。

「あゆ。みんなそんなにリーダーしたかったんだね。ここにいる女の子たちは責任感があるね。」

何を言ってるんですか?責任感とか関係なくて、みんな優斗狙いなんですけど。

するとるちなちゃんが半泣きになってこっちに走ってきた。

「うわ~ん。あゆちゃん。私はずれちゃった。」

「そうなんだ。どんまい。るちなちゃん。」

するとどこかでやったーあたったー!!と喜ぶ声が聞こえた。

3人で一緒に誰かな誰かなと探していると、急にるちなちゃんと優斗が嫌な顔をした。

「二人ともどうしたの?」

「あの喜んでた先輩・・・確か二宮先輩って言ったかな。結構有名な人なんだけど、仕事を他の人に押し付けたり、気に食わないと暴力
振ったりしてひどい目にあった子が何人もいるんだよね。だけど優斗君なら大丈夫だと思うな。あの先輩男子の前ではかわい子ぶって
て、被害者も全員女子だし。まぁ気に入らない男子だったら容赦なく殴ると思うけどね。」

ひぇ~。でも確かに優斗ならあの先輩のお気に入りになってリーダーするときに支障はなさそうだかけど・・・・・。

わ、私が殴られるかも。というかもう一回びんたされてるし。

・・・・かかわらないようにしよう。

「あ、優斗先生に呼ばれてるよ。」

優斗は黒板の前に移動していった。

な、なんか周りの女の子たちの視線に熱を帯びているような。・・・・・勝手に優斗の写真撮ってる人もいるし。

あれって犯罪じゃないの?いわゆる盗撮ってやつじゃん。・・・・あれ?るちなちゃん優斗が前に出てるのにずっとスマホいじってる。

も、もしかしてるちなちゃんも優斗の写真を盗撮してる!?

恐る恐るるちなちゃんのスマホをのぞいてみると、るちなちゃんがこっちをパッと見た。