君と一緒に明日へ行く


「あぁそうなのか。じゃある程度終わったら帰っていいぞ。先生は職員室に戻る。」

あ、見に来ただけで手伝ってはくださらないんだ。

私は先生が帰った後も黙々と掃除した。

なんで一人でやってるってわかってるのに手伝ってくれないんだろう。忙しいのはわかるけど、5分くらい手伝っていってほしかった。

というかほんとにいつから掃除してないんだろう。

掃除をしてから30分がたち、やっときれいになった体育倉庫を見渡した。

よし。かんぺき。ふぅ~、よかった。

あれ?そういえば確か今日おかぁさんが早く帰ってくる日じゃなかったっけ。

スマホを見てみるとお母さんから着信が来ていた。

うわっやば。忘れてた。早く帰らないと。

わたしはいそいでにもつをもって体育館をでた。

あ、まってそういえば教室に宿題のワーク忘れてきちゃった。急いでるのに~!

でも取りに行かないと明日怒られちゃう。だけど早く帰りたい。う~ん。でもやっぱり取りに行かなくちゃ。

私は急いで教室に戻った。でも今度は走らずに早歩きで行った。

ガラガラガラガラ

教室に入ると誰もいなくてシーンとしていた。

なんか不気味。外も雨はやんでるけど曇ってて暗いし。はやっくワーク取って帰ろう。

すると私のポケットに入っていたスマホがブブっとなった。

びっくりした。なんだるちなちゃんか。この前仲直りしたときに連絡先交換しといたんだよね。・・・・え。

『あゆちゃんたいへん!ニュース見た?』

『まだ学校にいるから見てないけど、どうしたの?』

『ちょっと電話に変えてもいい?いいよね!』

え、ちょっと待っていま?

るちなちゃんの強引さにびっくりしていたらプルルルルとるちなちゃんから電話が来た。

『ちょっとちょっときいて大事件なの。』

る、るちなちゃんなんだか声が震えてる?

「どうしたのそんなに慌てて。いったん落ち着いて。」

『落ち着けるわけないじゃん!だ、だっていまニュースでちょうど私と優斗君が帰ったくらいの時間に、学校の近くで事故って!』

「え!大丈夫なの?もしかしてうちの学校の誰かが巻き込まれたとか?」

『最後まで話聞いて。でも当たってるそれでね場所が私と優斗君がわかれて優斗君が言ったほうの道のすぐそこなんだけど、そこで優斗
君が突っ込んできた車にひかれたって。容体は結構ヤバいらしい。』