君と一緒に明日へ行く

「もう本題はいっていい?ループもループで問題なんだけど、一番言いたいのはその私が体験した一回目の六月二日でなにがあったのかってことなの。それは・・・・・・優斗のことについてなんだけど。」
「え・・・・・。」
「簡単に言うと優斗は一回目の六月二日で事故にあってる。その後は死んだのかわからない。明日にいる私は何を考えてるんだろうって思ってた。だけど、優斗に手紙を渡した後に考えたの。もし私が優斗が事故にあって優斗の目が覚めない状況だったっら私は絶対こう思うと思う。・・・・・・・優斗を助けてくださいって。」
明日に戻るには優斗を事故に合わせないようにする。自分が犠牲になっていいから優斗のことを助ける。そしたら明日に戻れる。
自分なりに考えてみた結果だ。
優斗は悲しみや驚き、ありえないという感情がごちゃ混ぜになった、よくわからない顔をしていた。
だけど、落ち込んでいるのは分かった。
「・・・・・信じてくれる?」
「・・・わかった信じる。だからかわりに・・・・俺は何で事故にあったのか教えてくれ。」
え・・・。私のせいだということをあんまり言いたくないけどいわないとだめだよね。
「あのとき私と優斗はちょっと言い合いしてて私が信号を無視して走ってちゃったの。だけどすごいスピードで車が突っ込んできた。あのときとっさに逃げてればよかったんだけど、その時の私はすごく思い詰めてて別に死んでもいいって思ってっちゃて。・・・・・それで優斗は・・・私をかばって!・・・・うぅ~。」
優斗はうつむいた。だけどぐっと握ったこぶしはわなわなと震えていてまるで怒りを閉じ込めているようだった。
そして勢いよく顔を上げて怒鳴った。その顔にはうっすらと涙がたまっていた。
「バカなの!?自分の命は大切にしてよ!どんだけ思い詰めて立って相談できるところはあるでしょ。親とか先生とか誰にも相談せずに思い詰めてるとそんなことになるって思わなかったの?怖くても勇気を出して誰かに相談しなよ。今日だって俺に勇気だして嫌いか聞いてくれたでしょ。でも、確かに俺ならいつだってあゆのことを助けるな。」
そういうと優斗は笑って私のほっぺに触れた。
その手は大きくてとっても・・・・暖かかった。
「じゃあ次は私が守ってあげる番だね。何があっても優斗を守るよ。死なない程度に。」
「ははっ。そうだな。よろしく。死なない程度にな。」
私達はまた笑いあった。この瞬間、幸せだなと感じた。