君と一緒に明日へ行く


「なんできたの。」

そんな私の質問に答えるように優斗が言った。

「あゆ、うつむきながら教室を出てったから心配になって、追いかけたら泣いてるからすごく今心配してる。」

心配なんてしなくていいのに。

「ゆうとには関係ないでしょ!」

わたしは優斗に怒鳴り、顔をそむけた。

周りの人がびっくりしてこっちを向いてるけど関係ない。今更悪目立ちするようなうわさを流されても、もうどうでもいい。
私は走って教室に戻った。

そのあとも優斗はたくさん話しかけようとしてくれたが、聞こえないふりをした。

そのたびに後ろからから小さく笑い声が聞こえたけど、それも聞こえないふりをした。