君と一緒に明日へ行く

授業がはじめって少ししたとき、後ろから何か飛んできた。
なんだ。消しゴムか。
投げてきたほうを見ると由乃ちゃんが笑いをこらえている。
あれ。なんか書いてある。
私は消しゴムを消しゴムカバーの間に挟まっていた小さい紙を抜き取った。
 氷鷹くんに怒鳴って嫌われてるのまじでうける。
それを読んで気がついた。
え、まって。もしかして優斗に
・・・もっときらわれっちゃった?
あわてて優斗のほうに顔を向けた。
すると優斗はこっちを向いて微笑んでくれた。そしたら顔をこっちに近づけて私の手元を見てきた。
「なにそれ。」
「え、こ、これ?」
私は優斗が指さしたもの・・・小さい紙を優斗に渡した。
「え、なにこれ。後で先生に言っとくわ。」
え、待ってそれはまずい。
「だ、大丈夫。これは、じ、自分で書いたのだから気にしないで。誰かにあげたりもしないから。」
「そうなの?ならいいけど。いやよくはないか。まぁでも誰かからもらったわけじゃないならいいや。あとさっきはごめんね。」
さっきのことは気にしないでと伝えようとしたら急に体がこわばった。
るちなちゃんたちだ。
「さ、さっきのことはもういいから前向いて授業に集中しよう。」
私はいろんな方向から来る、るちなちゃんたちからの鋭い目線を感じて、優斗との会話を強制的に終わらせた。
はぁ、なんかもう疲れっちゃった。
一時間目の授業が終わって、2時間目が始まった。
2時間目は文化祭の実行員を決めることになっていた。
文化祭実行委員会か~。
「はいではクラスからは女子二人男子二人計4人が実行委員会になることになっています。まず女子から、誰かやりたい人はいませんか。」
先生が司会になり、どんどんすすめるがまわりからはだれも手を上げない。
そりゃそうだよね。面倒くさいし、夏休みも毎日学校に行かなくちゃいけないもんな。