君と一緒に明日へ行く

すると頬のあたりがあたかかくなった。あれ?私ないてる?
「わたしは・・・がっ・・・こうに・・こないほ・・うが・・いいの?」
まわりの女の子たちからくすくすと声が聞こえた。
誰も助けてくれないの?
そしたら中からちょっとかわいそうじゃない?という声が上がった。
だけどるちなちゃんにあなたも藤さんのこと嫌いだったんでしょと言われて黙ってしまった。
わたしはいないほうがいいのかな?
走って教室を出ようとしたら廊下のほうが騒がしくなって優斗たちが校庭から帰ってきた。
「たっだいま~。ってなんか空気がすごく悪い気がするんだけどうしたの?」
優斗は私のほうに顔を向けた。
あ、優斗にみられっちゃった。そしたらまたどっと涙が出てきた。
そうだ優斗も私のこときらいなんだっけ。
教室を出ようとしたわたしのうでを優斗はつかんだ。
「あゆ。大丈夫か。」
「大丈夫。目にゴミが入っただけだから。ちょっと洗ってくる。みんなはなんも関係ないよ。」
私は最後の力を振り絞って思いっきり笑って見せて走ってトイレに行った。
「・・・っつ、・・・・うぅ・・あぁ・・あぁぁぁぁ。」
チャイムが鳴るのが聞こえてみんなが教室に入るのをいいことに外に聞こえない程度で叫んだ。
やっぱりみんな私のこと嫌いなんだ。
私なんていないほうがいいんだ。誰かに相談したい、だけど相談できる人がいない。居場所がないから消えたほうがいいのかな。
外から雨が降る音が聞こえた。
そのままトイレの個室にいたらいつのまにか授業が終わっていた。
ガラガラガラガラ
教室にもどり自分の席に座った。
「あゆ、大丈夫。」
優斗が心配してくれた。
だけどるちなちゃんと目が合って優斗に冷たく返事をしてしまった。
「大丈夫だからごめん今は話かけないでくれる?」
「え、うん。なんかごめん。」
違う優斗に謝ってほしいわけじゃないのに。私が悪いのに。