君と一緒に明日へ行く


「いただきまーす。」

う~ん。おいしい。かわいいだけじゃなくて味もすごくおいしい。

私が美味しくてニコニコしていると氷鷹くんがにやにやしながらこっちを見ていることに気が付いた。

「そんなにおいしいのか。」

「え、声に出てた!?」

「いや。顔がすごくうれしそうだったから。」

恥ずかしい。そんなに顔に出てたのかな。

すると氷鷹くんが急にびっくりすることを言ってきた。

「ねぇ藤。俺のこと名前でよんでくれない?優斗って。」

「・・・・っゴホゴホ。」

「大丈夫?」

いや大丈夫なわけないでしょ。急にこんなイケメンな男子から名前で呼べって言われたら誰だってびっくりしちゃうよ。

「無理!!」

「無理って俺結構勇気出したんだけど。あゆ、お願いだよ。俺もあゆって呼ぶから。」

「・・・・っゴホゴホ。」

本日二回目。むせました!!

なんで勝手に人の名前を気軽に呼び捨てしてるの!いいって言ってないのに。

「・・・・・大丈夫?」

「大丈夫なわけないでしょ!優斗何勝手に人を下の名前で呼んでるの。もうほんとにあslkjhvh4うvんrtしじぇm
c。!!・・・・っあ。」

私はあわてて口を抑えた。

つい勢いで優斗って言っちゃった。しかもこんなにあわてたの初めてだし。

そのゆう・・・・じゃなくて氷鷹くんはぼうぜんとしてこっちを見ていたけどそのうち笑いをこらえるようにおなかを抑えた。

「はぁはぁごめんごめん。教室では落ち着いてるのに今はこんなに大きな声出してて、あまりにも教室のときと違うからそのギャップが
面白くて。」

「もう。私だってこんなの初めてなんだからね。」

私がほっぺを膨らませると優斗は(あきらめて優斗って呼ぶことにした。)ごめんごめんと言ってふたりで店を出た。