「わ、私?ほかにも誘う人いっぱいいるじゃん。」
「いや。俺が一番仲がいいと思ってるのは藤なんだけど。甘い物嫌い?」
氷鷹くんは顔をそむけた。
こころなしか少し耳が赤い気がする。
「い、行きます。」
「わかった。じゃあ帰ったらここに集合ね。」
私は首を大きくふり、カフェの場所を教えてもらった。
やったー。氷鷹くんとカフェに行ける!
でも氷鷹くん甘いもの好きなのかな。なんか氷鷹くんのことを一つ知れたみたいでうれしいな。
私はウキウキな気分で家へ帰り私服に着替えてすぐに家を出た。
集合場所についたとき氷鷹くんはまだいなかった。
まだ氷鷹くんは来てないな。なんだかこれってデートみたい。
っていやいやいやそんなことないから。これはただの男女共のお出かけ・・・・ってイコールデートみたいなことじゃん。
私が顔の熱が冷めるのを待っていたら向こうから氷鷹くんがやってきた。
「・・・・・・・。」
「ど、どうしたの?おれのかおになにかついてる?」
「いやかっこよくて。」
シンプルだけどすっごいかっこいい。
「いこうか。」
「う、うん。」
カフェに入るとそこはすごくかわいい店だった。
「ここさ女子が来るような店だから男一人で入るのもなって思ってたから藤が来てくれて助かるわ。」
たしかに。ここはいかにもかわいい女子が来るような店だから男の子たちが来てもいずらいよね。
「氷鷹くんって甘いものが好きなんだね。」
「悪いかよ。」
ふふ。なんだかすねててかわいい。
私達はスタッフさんに案内された席に座りおいしいスイーツを注文した。
「写真撮っていい。」
「別にいいけど。」
可愛いから記念に撮っとこ。もう行く機会ないかもしれないし。
