もう一度確かな温もりの中で君を溺愛する

「おまえ、なんか知ってんだろ」


「なんですか?」


何かこいつ隠してる…。


これ以上聞いても無駄だと思った。



「お前、名前、顔、覚えたからな」



「朔夜さん!あの子なら帰ったんじゃないかな?」


「お前!琉梨に何した?」


「え…名前!どういう関係!」


「もういい」



帰ったなんて言うなら逆にまだ撮影場所に残っていると俺は思った。




前世で結ばれなかった…今は叶うと思っていた…なのにまだ俺たちは許されないのかよ…。




俺は必死に空いている部屋を探した。



必死で走った。




「琉梨ー、琉梨ー!」



必死で名前を呼んだ。




もう二度と琉梨を失いたくない。






もしかしたら閉じ込められている可能性を考えた。





やばい…時間経ってる…。






閉じ込めるとしたら人気の無い場所…




そんな場所を探して…





見つけた…。