その時、私の右目からぽろりと涙が落ちた。そうだった。クラウディアはレスターのことを本当に好きだった。好きだったから、蔑ろにされて悲しかった。
ずっと私のことだけを見ていて欲しかったのに、そうしてもらえなかったから。
「……オルランド。貴方は王族から、女性を奪ったことになるわよ」
「両陛下も向こうも相手が居るとわかっているので、そう問題にはなさらないかと……実は、今夜クラウディアが婚約破棄されることを教えてくれたのは、王妃陛下なのです」
「まあ! 王妃様が」
そうだった。レスター殿下と婚約が決まったのは、彼女の鶴の一声だった。私と結婚させたいと……彼女が望んだから。
「ご自分が無理矢理、クラウディアとレスター殿下と婚約させてしまったからだと……俺の元へ手紙を。だから、ここで待つことが出来たんです」
「それならば、何の問題もないわね。行きましょう。オルランド……レスター殿下より先に、私が彼を捨てることにするわ」
ずっと私のことだけを見ていて欲しかったのに、そうしてもらえなかったから。
「……オルランド。貴方は王族から、女性を奪ったことになるわよ」
「両陛下も向こうも相手が居るとわかっているので、そう問題にはなさらないかと……実は、今夜クラウディアが婚約破棄されることを教えてくれたのは、王妃陛下なのです」
「まあ! 王妃様が」
そうだった。レスター殿下と婚約が決まったのは、彼女の鶴の一声だった。私と結婚させたいと……彼女が望んだから。
「ご自分が無理矢理、クラウディアとレスター殿下と婚約させてしまったからだと……俺の元へ手紙を。だから、ここで待つことが出来たんです」
「それならば、何の問題もないわね。行きましょう。オルランド……レスター殿下より先に、私が彼を捨てることにするわ」



