「俺はさ、カイと一緒に居場所ない子供たちの家を作りたいと思っている」
いきなり。
目の前に草原が広がったように見えた。
あまりにも、サンゴさんの言っていることが偉大すぎた。
「居場所のない子供たちの家というのは、児童養護施設ということでしょうか」
バニラが冷静に質問すると。
「そんな立派なもんじゃねえよ」
と吐き捨てるようにサンゴさんが言った。
「居場所のない子供が自立して働けるまで一緒に暮らす家を作ってみたいと思っただけだ」
ぐわんぐわんと頭が痛む。
サンゴさんは何を言っているのか。
理解に苦しむ。
「トペニ、おめえ今幾つだ?」
こっちが苦しんでいるにも関わらず、サンゴさんは話を進めていく。
「20っす」
「そうか。じゃあ、あと10年。このお姫さんの護衛をしたら。俺のところに来い。おまえの意志は俺が引き継ぐ」
「サンゴさん、話が早すぎます」
私は目を大きく開けて、サンゴさんを睨んだ。
呼び出してきて、いきなり出て行く?
なんで、そんなことを言うのだろうか。
いや、私はなんでこんなに嫌な気持ちになっているのだろう。
ナズナくんのときから、
ずっと我慢していた感情は。
ついに、ここで爆発した。
いきなり。
目の前に草原が広がったように見えた。
あまりにも、サンゴさんの言っていることが偉大すぎた。
「居場所のない子供たちの家というのは、児童養護施設ということでしょうか」
バニラが冷静に質問すると。
「そんな立派なもんじゃねえよ」
と吐き捨てるようにサンゴさんが言った。
「居場所のない子供が自立して働けるまで一緒に暮らす家を作ってみたいと思っただけだ」
ぐわんぐわんと頭が痛む。
サンゴさんは何を言っているのか。
理解に苦しむ。
「トペニ、おめえ今幾つだ?」
こっちが苦しんでいるにも関わらず、サンゴさんは話を進めていく。
「20っす」
「そうか。じゃあ、あと10年。このお姫さんの護衛をしたら。俺のところに来い。おまえの意志は俺が引き継ぐ」
「サンゴさん、話が早すぎます」
私は目を大きく開けて、サンゴさんを睨んだ。
呼び出してきて、いきなり出て行く?
なんで、そんなことを言うのだろうか。
いや、私はなんでこんなに嫌な気持ちになっているのだろう。
ナズナくんのときから、
ずっと我慢していた感情は。
ついに、ここで爆発した。



