ピアスの真ん中

幼い頃から穴を開けることへの
憧れがあった。

自分の体を傷つけてするファッション。

耳にキラキラ輝くアクセサリー。

大人の女性になると
儀式のように開けて着飾るものだ。

そう思っていた。

自分も大きくなったら
絶対ピアスを開けて、
それでオシャレをするんだ。

イヤリングでごまかしたくはない。

あれでは私の思うキラキラを
引き出せないのだから。

絶対。

絶対穴を開けて
私はこのキラキラを手に入れる。