ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「で、君がオレの相手ね? よろしくー」

「あ、はい……よろしくお願いします」

「……ちゃんとしろ、新入り」

「へいへい、してますよーっと」



わたしと戦うのは、さっきからふざけていた人と、それを注意していた人の2人みたいだ。

強そうな2人と戦えるのかな……と少し不安になってしまう。

でも、リーダーの目の前には、5人も敵がいるし……他の人たちも、わたしより多い敵が目の前にいる。

それに比べたら、ずっとましだし……きっと頑張れる。

わたしは気合を入れて、前を向いた。



「じゃ、始めちゃおっかー」

「ああ」



ふざけていた人の合図で、戦いが始まる。

そう認識した瞬間、わたしは月のフィールドを展開した。

それと同時に、ふざけていた人はどこからともなく取り出した杖を振り、ぱっと服装を道化師のようなものに変える。

さらに、注意していた人は持っていた水筒を開けて逆さまにする。

入っていた水がこぼれてきたかと思いきや、なんと空中を漂うように動き出して、どんどん体積を大きくしていった。