ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

葵央さんたちから少し離れたところについて、立ち止まる。

わたしの神聖術は、周りの重力を変えるものもあるから、味方の人から少し離れたかった。

戦いの、邪魔になるかもしれないし……

そう考えて、敵の方を見た。

わたしの方に向かってきているのは、10人くらい。

リーダーとかに比べたら、全然少ない……よかった。

少し息を吐きながら、しっかりと前を向く。



「お前も……下剋上で、いいんだよな?」

「はい、下剋上に入りました」



わたしの言葉に、敵さんは少し驚いている様子だ。

リーダーは女の子を入れたくなかったみたいだし……当然かな。



「……手加減はしないぞ? いいのか? 降参するなら今のうちだぞ?」

「大丈夫です……よろしくお願いします」

「……わかった。真剣勝負だな」