ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「……しんせー術はていし。いきものいがい、とめられる」

「よし、もういいよ〜! ぬいの取り上げは許してあげる!」

「んー……」



花園さんの許可を得て、紫藤さんはまたソファにうずくまる。

それを確認してから、今度は大輝さんが言った。



「最後にリーダー、リーダー?」

「……わかってる」



リーダーもめんどくさそうにしながら、ため息をつく。

でも、しっかりとした口調で話し出した。



「神聖術は無。何かを消せる」

「めっちゃ強いんだよ〜!」

「本当に、なんでも消しちゃうんだからさー」



反則だよね、と大輝さんは軽く言う。

わたしも……ヴァンパイアだって気づかれたら、消されちゃうのかな……?

痛みはないだろうけど……やっぱり怖いかもっ。

少しだけ震えそうになるけど、気合いで止める。

そんなわたしに気が付かなかったのか、花園さんが提案するように言った。