ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

加護野さんは、少し懐かしむように笑う。

あ、あまりいい思い出ではなさそうだけど……

でも、なんだか楽しそうな雰囲気だ。



「よ〜し! じゃ、最後は音夢だね!」

「……おれ、も?」



紫藤さんは、めんどくさそうに答える。

自己紹介をした時から変わらず声も少し掠れていて、寝癖がいっぱいだ。



「もっちろ〜ん! 早くしないと、お気にのぬいを取り上げちゃうよ!」

「……わかった」



紫藤さんはしぶしぶというふうに起き上がり、わたしと葵央さんの方を向く。

……顔にめんどくさいって書かれてるのが、わたしでもわかるよ。

少し引いていると、紫藤さんは口を開いた。