ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「『天秤』ってやつだったぞ!」

「わぁ、『天秤』! どんなのどんなの?」

「なんか……相手の罪の重さに合わせて、罰を与える、てきな? そんな感じだ!」



葵央さんは、少し首を傾げながらも答えた。

花園さんは、納得したように頷いていて、目もキラキラしている。

そのまま、わたしに向かって聞いてきた。



「永恋ちゃんは? どうだった?」

「わ、わたしは『月』っていう神聖術をもらいました。その……一定範囲を、月みたいに重力を軽くできたりできます」

「おお〜!!」



花園さんは、さらに目を輝かせていて、小さな子供みたいにはしゃいでいる。

なんだか、とても楽しそうだ。

わたしも少し嬉しい気分になっていると、葵央さんが思いついたように聞いた。



「そういえば、リーダーたちの神聖術はなんだ? 咲桜さんのは聞いたが……」