ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「そろそろ拠点に行くか? 神聖術も言っておいた方がいいと思うしな」

「そうだね、行こうか」



わたしは頷きながらも、立ち上がる。

もう十分休憩はできたし、疲れも無くなった。

そのまま、拠点の方に移動を始める。



「そういえば、永恋さんはなんでこの学園に入学してきたんだ?」

「……気になる?」

「そうだな、少し」



そっか……なら、作っておいた設定を話さないと。

わたしは少し内容を思い出しながらも、話だす。



「その……昔から、ヴァンパイアみたいって言われてて。でも、わたしはヴァンパイアを見たことがなかったから……気になって、この学園に入学したの。才能もあって、向いていたみたいだね」

「そうなのか……」



葵央さんは、納得したように頷いている。

う〜ん……でも、やっぱり気になったっていう理由は、弱かったかもしれないな。

学校は、将来を決める大切なものだし……