架け橋 〜ヴァンパイアと人間の違い〜

わたしが少し躊躇いながらも頷くと、花園さんはさっそく立ち上がった。

そのまま、わたしの手を引っ張って立ち上がらせる。



「あ、俺も行きたい!」

「いいよいいよ〜! 一緒に行こ〜!」



陽さんも立ち上がって、もうすぐにでも出発しそうな雰囲気だ。

まだ、プリントを全部見終わってないけど……

でも、後回しにして、案内してくれなかったら少し困る。

わたしは心の中で息を吐いて、カバンを持った。



「じゃあ、行ってくるね〜!」

「いちおう、気をつけなよ?」

「は〜い!」



花園さんが加護野さんに返事をして、手を振りかえす。

そのまま、わたしと陽さんの手を引っ張って扉から外に出ていった。




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