ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「その……わたしでよければ、喜んで」

『いいの!? ありがとう!』



わたしの言葉に、始祖さまは、ぱぁぁと表情を明るくして喜ぶ。

さっきから大人っぽかったり子供っぽくなったり、不思議な人だ……

思わず、クスリと笑いが漏れてしまった。



『わたしは始まりの花、始花(はるか)。始花ちゃんって呼んでね? 友達になるなら、敬語はなしだよ!』

「は……じゃなくて、う、うん! よ、よろしく……ね? は、始花……ちゃん」

『うん! よろしく、永恋ちゃん!』



わたしが始花……ちゃんの名前を呼ぶと、始花……ちゃんはとびっきりに可愛い笑顔を見せてくれる。

わたしも自然と、口角が上がっていた。



『あっ、そろそろ終わらないと……せっかく友達になったのに、残念』

「そう……だね」

『でも、次は会いにいくから! 鏡越しなんかじゃなくて、現実で! 会えたらぎゅって手を握ろうね』