ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

部屋の周りの様子を確認しながら、返事をする。

確かにわたしが洗礼を受けた部屋で間違いなさそうだ。

でも、本当に開かないのかな?

少し気になって、扉に手を伸ばす。

開かない、なんて言っていたはずなのに、部屋への扉はあっけないほど簡単に開く。



「開くじゃないでっ……?」



先生に言おうとした言葉は、急に体が引っ張られて途切れてしまった。

わたしが部屋に入ると、バタンと大きな音を立てて閉じる扉。

……えっと?

そっと扉を開けようとしてみても、開かなくなっている。

これなら開かないっていうのも納得……じゃなくて。



「と、閉じ込められた……?」



静かな部屋に、わたしの声が響いた。

ど、どうしようっ……余計なことしなければよかった。

この部屋窓はないし……

もしかして、もう出れないのでは?

そんな嫌な予感が頭をよぎる。

さっと顔が青くなる。

どうにかできないのか、なんて考えながら部屋を見渡す。