ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「それで、どうかしたんですか? 洗礼はもうしましたし……」

「ああ、そのことなんだが。何やらヴァ……宵谷の使った部屋の扉が開かないらしい」

「扉がですか」



わたしは特に何もしてないけど……どうしてなんだろう。

思わず首を傾げてしまう。



「最後に入ったのは宵谷だし、なんか心当たりがないかと思ってな」

「心当たりなんてないですよ? 普通に祈っただけですし」

「一応、確認だけしておいてくれ」



本当に、何もないと思うけど……

そんなふうに考えながらも、歩き出した先生についていく。

ついた先は、わたしが洗礼を受けたと思われる扉の前だ。



「ここの扉が、1の1が使った後から開いていないらしい。この部屋を使ったのは、宵谷だよな?」

「そうだと、思いますけど……」