ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「さっさと諦めて正体晒せ馬いいのによォ、なかなかくたばらねェじゃねェか」

「……痛いのは、嫌なので」

「そうかねェ」



先生はそう呟いて、軽くジャンプをする。

そのままふわりと木の上に着地した。

……もうこの軽い重力に慣れてる。

邪魔されているというより、むしろうまく使いこなしてるって言葉が似合うくらい。

だから……



「うおっとォ? 重くなったなァ?」

「クーン……」



とりあえず逆にめちゃくちゃ重くして逃げる!

軽かったのが急に重くなったから、少しは時間を稼げるはず……

わたしは急いで、先生から離れようと軽く走る。



「っ、わっ!?」



でも、走った先で何かに足を引っ掛けてしまい、転けてしまった。

慌てて足元を確認すると、草がわたしの足に絡みついているのが見える。

これは……罠?

先生の神聖術……忘れてた。