ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

よ、良かった……!

そんなふうに少し喜んでいると、花園さんがスマホをしまって近づいてくる。

ゲームにでも夢中になっていて、気づかなかったのかもしれない。



「永恋ちゃん、おはよ〜! 上着とっても似合ってるね!」

「あ、ありがとうございます……」



嬉しい……!

こんなに可愛い刺繍もされているものだから、少しわたしに似合わないかな……とか考えていたけど、花園さんが言うなら大丈夫そうだ。

なんというか……嘘を口に出せない、みたいな印象があるから。



「あっ、そうです。あの、これを作ってくれた先輩たちを拠点に入らせてくれませんか……? 少し、戦いのことでアドバイスが欲しいみたいで……」

「ん〜? まぁいいんじゃない? チームに入りたいってわけでもないんだし〜……ね、凪くん!」

「……別に」