ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

茜先輩の言葉に頷きながら、席を立つ。

そのまま廊下に出て、少し歩いた。

拠点は近いから、すぐに着く。



「それじゃあ……ちょっと待っててくださいっ」

「うん、もちろん」



先輩方が頷くのを見てから、わたしは拠点に入った。

相変わらず豪華な教室でとても自由に過ごしていて、わたしが入るとチラリと確認するように見てから視線を元に戻す。

こんな小さなことだけど、仲間って認めてくれているみたいで、わたしは居心地が良かった。



「永恋さん! おはよう」

「おはよう、葵央さん」

「えっと、その上着……新しいのか?」



葵央さんは、すぐに気がついて聞いてくる。

気づいてくれるんだ、となんだか嬉しくなってしまった。



「う、うん! えっと……似合ってるかな?」

「もちろんだ!」