ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

わたしは小さく頷きながら、近くにあった椅子に座る。

教室にあったものをそのまま使っているみたいで、机まで学校のものだった。



「じゃあ、なんのことを話す?」

「あー……なら、なんで制服の上着着てねぇのか聞いていいか?」

「確かに気になるわね」



あ、そのことですか……

ちょっと、情けない話だけど……

そんなふうに少し下を向いてしまいながらも、話し始める。



「昨日、喧嘩をして……相手の人に刺されてしまって、汚れてしまったんです」

「だ、大丈夫だったの?」

「あ、はい。もちろん。怪我はもう治っているんです」



だけど制服の上着は一つしか持っていなかったし、何枚かあるけどシャツまで汚れてしまった。

油断せずに避けていれば、大丈夫だったのかな……

そんなふうに考えると、なんだか恥ずかしくなってくる。

反省、次はしっかり余裕を持って避けないと。