ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

「ここが私たちの拠点。下剋上の近く……まぁ私たちの方が先に拠点を作ったんだけどね」

「ひとけがないし、ここにした理由もわかるけれど」



そうなんだ……

知らなかったことに、納得する。

確かにいつも静かで、ヴァンパイア的には落ち着く場所だ。



「それじゃ、入ろうか」

「は、はい……お邪魔しまーす」

「何もねぇけど、ゆっくりしろよ!」



わたしは小さく頷きながら、教室に入っていく。

中は下剋上の拠点と比べると物は少ないけど、十分休める場所が用意されていた。

同じ教室なのに結構違うんだなぁ、ときょろきょろしていると、淡い水色の髪の女性は恥ずかしそうに言う。



「あんまり見ないでほしいわ……ものが少ないし、ボロだもの」

「まぁ親もアタシたちがチーム作るのに反対だから、しゃーないよな」